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裏庭。絵日記的ブログ
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飯です。

じゃなくて(笑)

泣かせたのは失敗だったかなぁなんて思ったり。
人前では泣かないよね。例え飯の前でも泣かないよね。多分。

でも餡に腫れてる目を見られちゃうのとかは萌だよねムフフ食のうっかりさん

あー暑すぎていろいろ無理っす。
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唐突に。
ええ、なんの前触れもなくいきなりです(笑)
ネズしおの夢をみたんすよ!!萌!!

べつにちゅーもなにもしてたわけじゃないんだけど(笑)、紫苑がかなりネズミにラブラブラブ!!ってかんじで、寝起きに思わずにやけちゃうくらいでしたよ(笑)

なぜかネズミは倒れてて(気を失ってて)、紫苑がひたすら心配してるっていう

そういやNo.6の続きってまだかなぁ…。
読み返そうかな
見てます見てます。
シエル可愛い最高

1と比べてなんつーか、匂うんだよね(笑)
執事とシエルがうふふな感じがぷんぷんに(笑)

1と原作ではそんなこと思わず見てたけど、2では結構むんむん。
てゆーか色々謎が…、てゆーか9ロード(どんな変換)の声が!!
2で初めて気づいた…櫻井氏だったとわ!!(不覚)

ストーリーはなんだかよくわからんですが、シエルが可愛いから許す
あとがきみたいな…?


飯食のその後を考えて結構萌えたりして。
でも食が行く道は険しくもあるなぁって感じですね。

辛は出てこなかったけど(お見送りくらいさせようかと思ったけど出すのが面倒くさかったんだヨ…笑)、この後辛も隣国へと行くことになります。私の頭の中では

なんか、全然書いてないのに書ききった気分だよ!爆笑!

騎士王子が片づいた今、気になるのは西ブロックですね(笑)
あっちの飯食もどうにかしたいなぁ…って、よくよく考えると飯が同じ様な設定だな(笑)
さすが、さすらいの旅人ですな!

でもね、でもね、忘れてはいけないこと。
こんなカッコイイ飯が居て、飯食とかいうカップリングが立ち上がって、私がこんなに萌え悶えるほどに妄想にふけってしまうのはすべて、そんな飯食をつくったうさぎさんのおかげなんだぜ!!
神!! あざっす!!

あー、ごちそうさまですいやマジで
やー、昨日の夜突然降ってきましたよ!
今までもポツポツ書いてた飯食騎士王子のラストシーン!!
色々すっ飛ばしてラストシーン!!(笑)
読む方のみ、スクロールでどうぞ!

文章書くのなんてマジで久々なんで、期待しないでくださいね…(^_^;)




























ちょっとだけ解説。
・継承問題で、色々もめてた
・飯は実は、北に隣接する国の貴族だった(!)出てこないけど、王妃の弟設定。
 飯には姉が居る設定が大好きな私…(笑)
・その北国でも一部貴族間で不審な動きがあり、飯が王妃の命でその実態を調べているうちに餡たちの国に来た。
・飯は餡たちの継承問題にも巻き込まれつつも食を守り、無事事件解決。
・そんなこんなでフォー鈴ラブな飯食。
・しかし飯は仕事を終えたので本国へ帰らねばならない。

…というおおざっぱなストーリーの続きです(笑)

あ、甘々仕様なのでご注意ください…






















「…んで…っ」
「…ん?」
「なん…でっ…黙ってた…んだ…よ…っ」
どのぐらい時間が経ったのだろう。与え合い続ける熱に、どうにかなってしまいそうだ。食は、すっかりしわが刻まれたシーツを握りしめ、途切れ途切れの吐息の間にどうにか言葉をつぐんだ。
「…あなたの前では立場も身分も忘れて…ただひとりの人間で…居たかった。」
飯はひとつ、ふぅっとため息を吐き出すと
「あなたもそうでしょう?」
慈愛に満ちた表情で見つめる。
何もかも包み込んで、穏やかにしてしまう優しい顔。
…ああ、一番好きな顔だ。
食は、目を細めて見返した。
忘れないように、焼き付けておこう。そう思うと、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
「食…」
腕で顔を覆って首を横に振ると、大きな手に優しく撫でられる。涙はますます溢れるばかりで、どうしようもなく止まらなかった。
このまま夜が明けなければいい。
時がとまってしまえばいいのに…。
「ふぇ…っ」
震える肩を優しく抱かれる。
食は覚えている限りで初めて、小さな子どものように嗚咽をもらして泣いた。



-しかし、明けない夜はない。
食は、頭痛で目眩のする頭と軋む体を抱えながら、窓辺に頬杖をついて行き交う使用人たちを見つめていた。
その中に、飯も居る。
馬を撫でている手と反対の手には小さな鞄。
国境まで供をする何人かの従者と、愛想良く談笑していた。

なぜ、出会った?
なぜ、惹かれた?
なぜ、……。

痛む頭で考えても答えはでない。不毛な問いだけが、先ほどからぐるぐると思考を支配していた。
「食!」
そのとき、無遠慮にノックもせずに、バン!という派手な音とともに餡が息を切らして飛び込んできた。
いつもなら足音に気づくはずだ。しかも走ってきた足音だ。相当参っているな、と食は自嘲のため息をついた。
「うわ、すごい顔!美人が台無し…」
「うるさい。何の用だ?」
開口一番無礼な餡のセリフに、食はむっとしてそっぽを向いた。
「ごめんごめん、えっと」
餡は食の言葉に我に返り、自身を落ち着かせるように胸をなで下ろした。そしてニヤリとして腕を組む。
「食、急いで支度して!飯と一緒に行くんだ!」
「…は?」
「だから、飯と一緒に行くんだってば!!」
「…。」
からかっているのかと、餡をじろりと睨む。
「ああ、もう、書状ならここに…ってあれ?菌!?」
書類を持っているはずの菌を振り返って探すが、あまりの急ぎようにどこかで振り切って来てしまったらしい。
「とにかく!」
「何無茶なことやってんだよ。王子がそんなワガママするなよ。」
ありがた迷惑だと言わんばかりに食が吐き捨てると、餡が肩をすくめた。
「僕のワガママ?ならそれは食がずっと僕のそばにいて、僕が晴れて王になった暁には国政を手伝ってもらうことだ。」
「だったら…」
時間がない。口を挟む食に餡はイラついて、両手を腰にあてた。
「もう、まだごちゃごちゃ言う!?なら、王に変わって命令する!飯について北へ行って。」
ちょうどそのとき息を切らした菌が開いたままのドアから現れた。
「はひ…、」
「遅い!」
とばっちりを受けて肩をすくめた菌が、イラついて手を出した餡に書状を手渡す。
その書状を、餡が怪訝な顔の食の前に広げてみせる。
食は差し出された書状を見て目を見開いた。
略式ではあるが王の印も入っていて、いわば王お墨付きの手形だ。
「…本気か?」
「おばさまを説得するのに苦労したよ。」
「……。」
「この書状にはいろんな意味がある。」
餡は食の様子を伺いながら、入り口においてある瓶から洗面器に水をくみ、テーブルの上に置いた。
「今回の件が一応は片づいたとはいえ、このままだと再び継承問題は出てくるだろうね。」
「…俺が居なくなれば…か。」
言いにくそうに餡は頷いた。
食が居なければ、食を利用しようとするもの、餡を陥れ脅かそうとするものも居なくなるだろう。
「…それだけじゃない。北の国との友好関係を保つこと。君にしてほしいことだ。」
書状にはまるで留学のような、そういうと言葉は良いが、やっかい払いでもあり見せしめでもある処分、と言う言葉がぴったり似合うような気がした。
でも、俺には似合ってるんじゃない?
こんな書状でもなければ行動にも移せない俺には。
自嘲の笑みを浮かべる。
「あともう一つ…。」
「?」
「父上は実際君を外に出すのは渋っていたんだ。」
仮にも王の実子である。
「でも僕が推した。」
「…なぜ?」
「君は飯と居ると本当に楽しそうだから。」
食は呆れて、餡を睨んだ。
「……だから、そう言うことは思ってても言わない事!…仮にも次期王様なんだろ。」
「食にだから、言うんだろ。」
しゃあしゃあと言う餡に、食は呆れ顔で、でも自然と笑みがこぼれた。
食は目を閉じて静かに深呼吸をひとつすると、書状を大事に丸めて胸に抱き、敬礼をした。
「謹んでお受けいたします。」
「うん。」
餡は笑顔で、持っていた手ぬぐいを渡した。


それから食は顔を洗い、餡が手配した遠出用の服をメイド長のバタコが持ってきて着替え、身支度を整えた。飯に負けないくらいの小さな荷物だ。

「でも驚いたな。飯が北国の貴族だったなんてね。どうりでって感じだよね。」
「そうだな。」
身のこなし、剣の扱い、社交場での立ち居振る舞いなどなど、餡と食は思い出してクスリと笑った。
2人並んで部屋を出、先ほど眺めていた広場に着く。
その存在にいち早く気づいた飯が、駆け寄ってきた。
「食…本当にこれで良いのですか?」
戸惑いを隠せない表情で伺うように訪ねる。
「…これで色々丸く収まるんだ。なら行くしかないだろ。」
どこかすがすがしい気持ちで、食は答えた。
そう、色々丸く収まるんだ。
今回の事件も、これからの未来も、そして自分の気持ちさえも。
とても身軽な気分だ。
「食!」
「母上。」
横から飛びついてきた母を、食はかろうじて受け止めた。
「仮にも一国の王子ですのに、こんなあっけなく地味なお見送りだなんて…!!」
言いながら餡を睨んだ。
餡は苦笑して答える。
「おばさま、これは非公式ですし、正式には1ヶ月後に公に発表ですよ。その時に盛大にやりましょう。僕が主催しますから。」
そう、書面では急しのぎのため、公式ながらも1ヶ月の期間付きだったのだ。
1ヶ月後に食はまた帰ってきて、正式に送り出される。
「それに、もう帰ってこないわけではないんですから。」
条件として、年に何度かは本国へ帰国し、状況報告をすること、などあるのだが、食の母はすっかり話を聞いていない。こうなると彼女は止められないのだ。
「ああ、食、私も王に許可をいただいてついて行きますからね!」
「え、母上?!」
救いのまなざしを送ってくる食に、餡は肩をすくめて目をそらした。
食の返事も待たずに、飯に向き直る。
「飯、くれぐれも食をお願いしますよ。」
「お任せください。この命に変えても、御守りします。」
穏やかな笑みに安心したように何度も頷いている。
飯と叔母のやりとりを横目で見ながら餡は肘で飯を小突いた。
「そうそう、今日は足腰がつらい君のために馬車を用意しておいたから。」
「あ、餡!!」
ニヤリと笑って言う餡を睨みつけるが、赤面では効果もなく。
「あの、食王子」
餡の後ろに控えていた菌が、遠慮がちに声をかけてきた。
「これ、風邪薬と熱冷ましと、眠れないときの薬なのだ。」
小さな包みを受け取る。日頃食が常用している薬だ。
「ありがとう、菌。餡と仲良くしろよ。」
「う…」
食は返事に詰まる菌に笑った。
「ではそろそろ行きましょうか。」
北国までは丸3日。あまり遅くなると危険が伴う。
飯の声に、休んでいた従者が動き始めた。
「じゃあ、また1ヶ月後にね。」
「ああ。…ありがとうな、餡」
いつの間にか、噂を聞きつけた家臣やら使用人やらが集まってきていた。
非公式ながらも広場は賑やかになる。
食は城を振り仰いだ。
鮮やかな青い空を背景に、石造りの渋い色目が浮かび上がる。
王の執務室の窓から、父がこちらをみていた。
「行ってきます。」
口でそういうと、父が大きく頷いた。

城門をくぐると爽やかな風が髪をなびかせた。
「…まるであなたをお嫁にでもいただいた気分ですね。」
目を丸くして飯を見返し、すぐに呆れ顔になったが、頬がほんのり染まった。
「…何言ってんだ。」
飯はその姿に微笑むと、強い眼差しで未来を見据える。
「行きましょう。」
「ああ。」
風になびいた長い髪が、太陽に反射してきらきらと輝いた。







辛が出てこないね~(笑)
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