裏庭。絵日記的ブログ
ラバーの肉欲とか言うセリフに萌え掻き立てられて(笑)、無理やりのちゅー(大好物)だけ書こうと思って書いてたらなんかヤケに長くなった上に、連載?している餡菌の延長線上になってしまったというお話…。
まだアップ出来てない校正待ちのと、その後に一話読み切りの(まだ私の頭の中にある)話の、その後の話。
ちょっとネタバレ入ってますが、まぁいいんじゃない?と思うので、まぁいいんじゃないと思う方のみ、お読み下さい!笑
後ろ手でドアを占めると、前を歩いていた人物が即座に振り向いた。
驚いて目を瞬かせる間に両手首をつかまれ、顔のすぐ横でドアに押し付けられる。
「餡っ…んっ!」
抗議を含んだ声音で諫めようとする唇を、同じそれでふさがれる。
「んっ…んむっ…!」
息を付く暇もなく深く求められて、口の端からはどちらのものとも付かない唾液が、そして菌の瞳には息苦しさから涙が浮かんだ。
「はぁっ…んむっ…んんっ…!」
呼吸をするために本能的に口をずらそうとするが餡はそれを許さなかった。
呼吸ができない苦しさと、それでも確かに感じる快感にめまいを覚えた頃、倒れ込むギリギリのタイミングで餡が唇を離した。
二人の唇を透明な液体が繋ぎ、すぐに途切れた。
菌は肩で息を付いて、頭はうなだれ、押さえられている手首でようやく立っている状態だった。
「…菌、大丈夫?」
餡はのぞき込むと、まるで子犬がするように、透明に光る菌の唇をペロッとなめた。
「う…、い、いきなり何をするのだっ…!」
頬をほんのり紅く染め、弱いながらも抗議の眼差しでキッと餡を睨んだ。が、餡は悪くびれもせず口を尖らせる。
「だって僕寂しかったんだもん!君が城に帰ってからもうひと月になるでしょ?それまで同じ部屋ですぐ隣で寝てたのにさ!」
「だ、だからって!」
「バ/イ/キ/ン/マ/ン」
急に手首が解放されたと思ったら、直ぐに背中に腕が回され抱きすくめられた。
餡は菌の首もとに顔を埋め、すり寄せる。
髪が、唇が首にあたり甘さを含んだ痺れが菌の体を駆け巡った。
その刺激に耐えながらも戸惑っていると、餡の腕がいつの間に移動したのか、腰からふわりと抱き上げられ、ベッドに下ろされそのまま押し倒される。
「ち、ちょちょちょ、ちょっと待つのだ…!!!」
さすがに危機感を覚えて、迫ってこようとしていた餡の口を両手で押さえて突っぱねた。
「何を待つのさ?」
不服そうに答えた声が菌の手の中でくぐもる。
「さ、さっき、お、俺様が忘れて帰ってた服を渡すからって部屋についてきたのだ!」
餡は、自分の口を押さえていた菌の手を片手ずつ、ゆっくりと剥がしベッドに押し付ける。
「それで?」
その声音の楽しそうな響きに、菌は身体を震わせた。
「そっ、それ以外に用はないのだっ!!」
言い切ると、餡はわざとらしく眉を寄せる。
「え~、菌、僕のこと好きってこの前言ったよね?」
「い、言った…けどっ!」
菌は言いながら、顔に熱が集まってくる気がした。
「あれ、嘘だったんだ?」
「!! う、嘘じゃないっ…!」
更に顔を紅く染め、疑われたことがショックで涙ぐむ菌が愛しくてたまらなくなる。
「じゃあいいじゃない♪」
餡は嬉しそうに笑って、菌の着ていたTシャツを右手でめくりあげた。
菌はそれを即座に阻止し、二人の手に引っ張られた布が伸びる。
「ほら、手離さないと服が破れちゃうよ?」
その言葉に怯んで、力のゆるんだ菌の手を取りベッドに押し付けると、餡は口でTシャツの裾を引っ張り上げる。ひんやりと素肌に触れる空気に、菌が焦って声を上げた。
「むっ、無理無理無理っ!!」
「何が無理なのさ」
「あっ…!」
あらわになった白い肌に唇を這わすと、菌の身体がビクンと震えた。
「まっ、まま、待って…餡っ、こ、心の準備がっ…!!」
「しなくていいよ、ゆっくりするから大丈夫。」
何が大丈夫なのか、餡はニッコリと笑って再びその肌に触れようと体を下へとずらす。
「ま、待っ…!」
餡の息を肌で感じ、言葉では抗議しつつも半ば覚悟を決めて目をぎゅっと閉じた時だった。
ドンドンドンドン!!
「餡お兄ちゃーん!」
けたたましいとも言える音でドアを叩き、餡を呼ぶ声、そう、メ/ロ/ン/パ/ン/ナだった。
餡はピタリと動作を止め、ドアの方を見やってあからさまにムッとするが、菌に向き直ると、
「…次は待たないからね!」
脅すような顔で言うと、菌ごとベッドから身体を起こしてドアを開けた。
立ちふさがるようにして視界を遮り、メ/ロ/ン/パ/ン/ナからは菌が見えない。
「どうしたの、メ/ロ/ン/パ/ン/ナちゃん。」
「バ/タ/コさんが呼んでるわ!」
餡の後ろ姿を呆然と見つめていた菌が、メ/ロ/ン/パ/ン/ナの高い声に我に返り、慌てて身なりを整える。
バタコの居るリビングに餡が向かったのを見送って、メロンパンナはドアから顔を覗かせ、ベッドに座っている菌を睨みつけた。
「認めないんだから!!」
以前にも聞いたセリフに、菌は肩をわずかにひそめ、顔を曇らせた。
そんな菌の様子に苛立たしげにフン!と鼻息を漏らすと、荒々しくドアが閉められ足音が遠ざかる。
「…助かったのだ。」
認めない発言については心を悩ませるが、乱入には心底感謝していた。
ホッと安堵の息を吐き出す。
だが、次は待たないと言った餡を思い出し、熱の収まっていた頬を再び紅く染めた。
しかし、菌はふと気付いた。
メ/ロ/ン/パ/ン/ナが乱入したおかげで今回はやむなく中断ということになっただけで。
「ま、待ってくれたわけじゃないのだ…!」
ぷぅっと口を膨らませてみた。
このままこの部屋に留まって、餡が用事を済ませて帰ってきたらそれこそ餡の思うつぼだ。
まだ受け取ってない服が気にかかったが、菌は諦めて部屋を出た。
菌が「忘れて帰っていた服」というのがただの口実だと言うことに気付くのは、もう少し先の話。
**************
メロンはもちろん、お姉ちゃんのことが大好きですよ?笑
餡は多分その次点くらい。
ま、この辺は校正待ちの話に入ってますので♪
つか、餡、寸止め…笑
そんな状態でリビングなんかに下りていって大丈夫なのかしら?
前が盛り上がってたりしないのかしらね?!(爆笑)
お粗末様でしたw
まだアップ出来てない校正待ちのと、その後に一話読み切りの(まだ私の頭の中にある)話の、その後の話。
ちょっとネタバレ入ってますが、まぁいいんじゃない?と思うので、まぁいいんじゃないと思う方のみ、お読み下さい!笑
後ろ手でドアを占めると、前を歩いていた人物が即座に振り向いた。
驚いて目を瞬かせる間に両手首をつかまれ、顔のすぐ横でドアに押し付けられる。
「餡っ…んっ!」
抗議を含んだ声音で諫めようとする唇を、同じそれでふさがれる。
「んっ…んむっ…!」
息を付く暇もなく深く求められて、口の端からはどちらのものとも付かない唾液が、そして菌の瞳には息苦しさから涙が浮かんだ。
「はぁっ…んむっ…んんっ…!」
呼吸をするために本能的に口をずらそうとするが餡はそれを許さなかった。
呼吸ができない苦しさと、それでも確かに感じる快感にめまいを覚えた頃、倒れ込むギリギリのタイミングで餡が唇を離した。
二人の唇を透明な液体が繋ぎ、すぐに途切れた。
菌は肩で息を付いて、頭はうなだれ、押さえられている手首でようやく立っている状態だった。
「…菌、大丈夫?」
餡はのぞき込むと、まるで子犬がするように、透明に光る菌の唇をペロッとなめた。
「う…、い、いきなり何をするのだっ…!」
頬をほんのり紅く染め、弱いながらも抗議の眼差しでキッと餡を睨んだ。が、餡は悪くびれもせず口を尖らせる。
「だって僕寂しかったんだもん!君が城に帰ってからもうひと月になるでしょ?それまで同じ部屋ですぐ隣で寝てたのにさ!」
「だ、だからって!」
「バ/イ/キ/ン/マ/ン」
急に手首が解放されたと思ったら、直ぐに背中に腕が回され抱きすくめられた。
餡は菌の首もとに顔を埋め、すり寄せる。
髪が、唇が首にあたり甘さを含んだ痺れが菌の体を駆け巡った。
その刺激に耐えながらも戸惑っていると、餡の腕がいつの間に移動したのか、腰からふわりと抱き上げられ、ベッドに下ろされそのまま押し倒される。
「ち、ちょちょちょ、ちょっと待つのだ…!!!」
さすがに危機感を覚えて、迫ってこようとしていた餡の口を両手で押さえて突っぱねた。
「何を待つのさ?」
不服そうに答えた声が菌の手の中でくぐもる。
「さ、さっき、お、俺様が忘れて帰ってた服を渡すからって部屋についてきたのだ!」
餡は、自分の口を押さえていた菌の手を片手ずつ、ゆっくりと剥がしベッドに押し付ける。
「それで?」
その声音の楽しそうな響きに、菌は身体を震わせた。
「そっ、それ以外に用はないのだっ!!」
言い切ると、餡はわざとらしく眉を寄せる。
「え~、菌、僕のこと好きってこの前言ったよね?」
「い、言った…けどっ!」
菌は言いながら、顔に熱が集まってくる気がした。
「あれ、嘘だったんだ?」
「!! う、嘘じゃないっ…!」
更に顔を紅く染め、疑われたことがショックで涙ぐむ菌が愛しくてたまらなくなる。
「じゃあいいじゃない♪」
餡は嬉しそうに笑って、菌の着ていたTシャツを右手でめくりあげた。
菌はそれを即座に阻止し、二人の手に引っ張られた布が伸びる。
「ほら、手離さないと服が破れちゃうよ?」
その言葉に怯んで、力のゆるんだ菌の手を取りベッドに押し付けると、餡は口でTシャツの裾を引っ張り上げる。ひんやりと素肌に触れる空気に、菌が焦って声を上げた。
「むっ、無理無理無理っ!!」
「何が無理なのさ」
「あっ…!」
あらわになった白い肌に唇を這わすと、菌の身体がビクンと震えた。
「まっ、まま、待って…餡っ、こ、心の準備がっ…!!」
「しなくていいよ、ゆっくりするから大丈夫。」
何が大丈夫なのか、餡はニッコリと笑って再びその肌に触れようと体を下へとずらす。
「ま、待っ…!」
餡の息を肌で感じ、言葉では抗議しつつも半ば覚悟を決めて目をぎゅっと閉じた時だった。
ドンドンドンドン!!
「餡お兄ちゃーん!」
けたたましいとも言える音でドアを叩き、餡を呼ぶ声、そう、メ/ロ/ン/パ/ン/ナだった。
餡はピタリと動作を止め、ドアの方を見やってあからさまにムッとするが、菌に向き直ると、
「…次は待たないからね!」
脅すような顔で言うと、菌ごとベッドから身体を起こしてドアを開けた。
立ちふさがるようにして視界を遮り、メ/ロ/ン/パ/ン/ナからは菌が見えない。
「どうしたの、メ/ロ/ン/パ/ン/ナちゃん。」
「バ/タ/コさんが呼んでるわ!」
餡の後ろ姿を呆然と見つめていた菌が、メ/ロ/ン/パ/ン/ナの高い声に我に返り、慌てて身なりを整える。
バタコの居るリビングに餡が向かったのを見送って、メロンパンナはドアから顔を覗かせ、ベッドに座っている菌を睨みつけた。
「認めないんだから!!」
以前にも聞いたセリフに、菌は肩をわずかにひそめ、顔を曇らせた。
そんな菌の様子に苛立たしげにフン!と鼻息を漏らすと、荒々しくドアが閉められ足音が遠ざかる。
「…助かったのだ。」
認めない発言については心を悩ませるが、乱入には心底感謝していた。
ホッと安堵の息を吐き出す。
だが、次は待たないと言った餡を思い出し、熱の収まっていた頬を再び紅く染めた。
しかし、菌はふと気付いた。
メ/ロ/ン/パ/ン/ナが乱入したおかげで今回はやむなく中断ということになっただけで。
「ま、待ってくれたわけじゃないのだ…!」
ぷぅっと口を膨らませてみた。
このままこの部屋に留まって、餡が用事を済ませて帰ってきたらそれこそ餡の思うつぼだ。
まだ受け取ってない服が気にかかったが、菌は諦めて部屋を出た。
菌が「忘れて帰っていた服」というのがただの口実だと言うことに気付くのは、もう少し先の話。
**************
メロンはもちろん、お姉ちゃんのことが大好きですよ?笑
餡は多分その次点くらい。
ま、この辺は校正待ちの話に入ってますので♪
つか、餡、寸止め…笑
そんな状態でリビングなんかに下りていって大丈夫なのかしら?
前が盛り上がってたりしないのかしらね?!(爆笑)
お粗末様でしたw
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